講師: 倉石　聡子（アートセラピスト・臨床心理士・公認心理師）
日時: 第１金曜日 午前 １０：３０～１２：００

春期テーマ：無意識や五感に触れるアート
作品とそれが生み出されるプロセスは、作り手である「人」と同じく、多様であり、それぞれに素晴らしいものです。同じ場と画材を共にし、夢中で手を動かす時間ですが、道のりやゴールは人それぞれ。作り終えたあと、皆で作品を眺め合うと、違っていたり、共通していたり、一つ一つが味わい深いことに、いつも感動します。

第3回目『まるアート』をご紹介します。
（１）イメージを膨らませる
はじめに、皆で『まる』のイメージについて話し合いました。
太陽、満月、マンホール、煎餅、シャボン玉、まるまったアルマジロ、天と地…。

（２）作品を造る
土台になる白と黒の異なる大きさの『まる』の厚紙からひとつ選び、それぞれのイメージにあった画材を使って作品造りをしました。（約50分位）

（３）作品をシェアする
３～4人のグループに分かれて作品を眺め合いました。同じ場、同じ画材を使っての作品なのに、違っていたり、共通していたり、新しい発見がありました。それぞれの個性を認め合い、楽しい時間になりました。

（４）春期受講者の感想
☆色に癒されて、自身の新たな発見がありました。とても楽しかったです。
☆月に一度、子供に戻れる日！
☆人それぞれ個性豊かな作品を見せ合うのがよかったです。
☆普段使わない脳を使ったので、新鮮で、そして気持ちよい疲れでした。