【新講座】「音楽と祈り」始まる! 三澤 洋史師(新国立合唱団指揮者) @岩下ホール;10:30-12:00
「音楽と祈り」が2019年度の新講座として始まりました。
講師: 三澤 洋史(新国立合唱団指揮者)
日時: 毎月第4木曜日 午前10:30-12:00
5月23日から毎月第4木曜日の午前中に始まった「音楽と祈り」講座は、新国立合唱団の現役の指揮者としてご活躍の三澤洋史氏をお迎えしてCD―Rに準備された楽曲、時にはピアノの生演奏に受講生は聴き入りながら解説を受けるという贅沢な講座でした。初回は、あらゆる芸術の中で最も霊的である音楽について、インスピレーションを受けた作曲家には必ず「なにか」が宿っている。その「何か」とはなにか?また、音楽を理解するとはどういうことか? 理解できるかどうかは神からの恩寵!では、どのようにしたら恩寵を得ることができるのか?
本当に偉大な芸術家は神からの恩寵を受けています。祈りを知らない人は恩寵を受けられません。経済観念の欠如したモーツァルト、70回以上も引っ越しをしなければならなかったベートーヴェン、逃亡、不倫、借金に追われたワーグナーの人生は偉大と言えるのか?しかし、見えないものが見えているのが作曲家であって、特にバッハはその生涯も素晴らしく、本当に高いところと繋がっていた「常時接続状態」であったといえる。また、モダン・ジャズの作曲家でサックス奏者であったジョン・コルトレーンの「至上の愛」(A Love Supreme)を聴けば神様はキリスト教という枠で決めつけず、もっと自由な発想、聖霊として自分の中に表れてくる実在感を教えてくれる。
次回は6月27日。以降、年内は7月25日、9月26日、10月24日、11月28日、12月19日の予定。ご参加お待ちしています。