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【講座】土曜講座6月29日 ガザとは何か 岡真理氏

2024年4~7月土曜午後シリーズ講座
<平和> 真の「平和」を求めて―パレスチナ問題を考える― 第2回
6月29日(土)14:00~16:00

ガザとは何か
岡 真理(早稲田大学文学学術院教授・京都大学名誉教授)

講師プロフィール
1960年生まれ。東京外国語大学アラビア語科卒、同大学大学院修士課程修了。在学時代、パレスチナ人作家ガッサーン・カナファーニーの小説を通してパレスチナ問題、アラブ文学と出会う。エジプト・カイロ大学に留学、在モロッコ日本国大使館専門調査員、京都大学大学院人間・環境学研究科教授を経て現職。専門は現代アラブ文学、パレスチナ問題。

講師からのメッセージ
世界注視のもとで進行するガザのジェノサイドは、間もなく9ヶ月目に入ろうとしています。
ミサイルや砲弾による死をかろうじて免れてきた者たちも、不衛生な避難民生活による感染症の蔓延、意図的につくりだされた飢餓、そして医療システムの組織的な破壊によって、薬もなく治療も受けられず、命を落としています。
これは、現代のホロコーストにほかなりません。
21世紀の絶滅収容所と化したガザを後目に、1カ月後にはパリでは「平和の祭典」を謳うオリンピックが開催されようとしています。
「ガザとは何か」を考えることは、私たちが生きる、この現代世界について、そして、私たちが人間であることの意味について考えることです。

メディア記事 (多数につき、一部をご紹介)

朝日新聞デジタル2023年11月14日公開「沈黙は虐殺の共犯」岡真理さん ガザ爆撃、京都市内ではデモも

著書(多数につき、一部をご紹介)
棗椰子の木陰で 第三世界フェミニズムと文学の力』(青土社)
アラブ、祈りとしての文学』(みすず書房)
ガザとは何か パレスチナを知るための緊急講義』(大和書房)

ZOOMによるオンライン受講もあり、見逃し配信は一定期間、視聴することができます。
学生は受講料が無料になります。皆さまのご参加をお待ち申し上げております。

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