火曜日 14:00〜15:30ロシア文学を読む
安岡 治子(東京大学名誉教授)
ドストエフスキーやトルストイなど、日本の作家にも多くの影響を与えてきたロシア文学を、1度は手に取りながらも、長くて複雑な内容に読了を諦めた方も多いと思います。
この度、ロシア語・ロシア文化・文学研究者として東京大学教授を務めていた安岡治子先生による、長編だけではなく短編も含めたロシア文学をじっくりと味わう講座を企画いたしました。この講座では19世紀の作家だけでなく、20世紀の作家も取り上げる予定です。
★会場・オンライン(見逃し配信あり)
開催日:9/19、10/17、11/21、12/19
1. ワレンチン・ラスプーチン 「生きよ、そして記憶せよ」(本文より抜粋箇所をコピー事前配布)
2. エヴゲーニー・ザミャーチン 「われら」(岩波文庫、光文社古典新約文庫入手可)
3. イワン・ゴンチャロフ 「オブローモフの夢」(コピー事前配布)
4. レフ・トルストイ 「二人のお爺さん」「三つの死」(コピー事前配布)
講座チラシを見る(PDF)
火曜日 14:00〜15:30中世聖歌に親しむ
杉本 ゆり(宗教音楽研究家)
グレゴリオ聖歌を取り巻く中世の宗教歌謡を実際に歌い、キリスト教霊性史の観点から解説します。
★会場・オンライン(見逃し配信あり)
開催日:9/26、10/24、11/28、12/12
1. クレルボーのベルナールとシトー会聖歌について
神を味わう―Jesu dulcis memoria(イエス、甘き想い出)
2. 中世のイストリアとフランシスコ祝日聖務日課について
3. 死者のための典礼について
死せる者の側からの祈りと嘆き(夜課と赦免式)
4. ラテン教父と聖歌(待降、降誕、公現)について
聖アンブロシウス、プルデンティウス、セドリウス他をめぐって
講座チラシを見る(PDF)
木曜日 10:30~12:00美術と聖書「初めに言があった」(ヨハネ1.1)...美術は言の中にあった。美術の視点からヨハネ福音を読む
レンボ・アンドレア(真生会館理事長)
絵画を鑑賞しながら、聖書に描かれた世界を体験しましょう。
(9/28追記)申し訳ありませんが、都合により11/30は休講となります。詳しくはこちらをご覧ください。
★会場・オンライン(見逃し配信あり)
開催日:9/28、10/26(11/30は休講)
木曜日 13:30~15:30読書会
森 一弘(真生会館前理事長)
申し訳ありませんが、都合により全日程(9/14、11/16)が休講となりました。詳しくはこちら
★会場
開催日:9/14、11/16
金曜日 10:30~12:00セルフケアのためのアート〜表現を通して『物語』に触れる〜
倉石 聡子 (アートセラピスト ・ 臨床心理士 ・ 公認心理師)
子どもの頃に触れたお話や絵本の世界。
物語を自分なりに読み取り、イメージを膨らませてきた幼い頃の思い出。
そんな懐かしい気持ちに触れながら、物語から刺激を受けて色塗りをしてみたり、好きな素材を配置してみます。そこに、新たな世界やストーリーが見えてくるかもしれません。
毎回、童話や絵本、映画など「物語」についてお話した後に、塗り画材やクラフト素材など様々な画材を使って手を動かしていきます。美術の経験や上手い下手は一切問わず、難しいことも行いませんので、どうぞ楽しんでご参加ください。
★会場
開催日:9/15、10/20、11/17、12/15
倉石先生からメッセージをいただきましたので、どうぞご覧ください。
受講料:1 回 1,000 円+材料費 300 円
※学生は材料費のみ(学生証提示)
講座チラシを見る(PDF)
火曜日 10:30~12:00この道に従う者—イエスの道って?—
レンボ・アンドレア(真生会館理事長)
キリスト教とは?聖書・教会典礼を共に学んでまいりましょう!
(9/28 追記)申し訳ありませんが、第2回(11/14)は休講になりました。詳しくはこちらをご覧ください。
★会場・オンライン(見逃し配信あり)
開催日:10/17(11/14は休講)
水曜日 13:30~15:00 新約聖書コース「『あなた方はみな、信仰によってキリスト・イエスと一致し、神の子なのです』(ガラテヤ3・26)」—使徒パウロのガラテヤ教会への手紙を味わう—
澤田 豊成(聖パウロ修道会司祭)
(11/8追記)申し訳ありませんが、11/15、11/22、11/29は都合により休講になり、新たに12/20に開講することになりました。
「人間は信仰によって義とされ、神の子とされる」という言葉の意味をじっくり読み解いていきます。
★会場・オンライン(見逃し配信あり)
開催日:9/27、10/4、10/11、10/18、10/25、11/8、12/6、12/13、12/20(11/15、11/22、11/29は休講)
水曜日 10:30~12:00 旧約聖書コース「聖書での預言の特徴」
雨宮 慧(東京教区司祭)
聖書に描かれている「預言者」とはどういうものなのかをじっくり読み解いていきます。
(11/2追記)申し訳ありませんが、都合により12/6は休講となり、代わりに11/15に開講することになりました。
★会場・オンライン(見逃し配信あり)
開催日:9/27、10/11、10/25、11/8、11/15、12/20(12/6は休講となり、代わりに11/15に開講となります)
木曜日 15:30~17:00ながれるおもい―ひびきあう日本文化と福音―
阿部 仲麻呂(東京カトリック神学院教授、上智大学講師)
この講座では「キリスト教的感性史」に関して学びつつ討議します。
「キリスト教的感性史」とは、阿部が2006年に『福音宣教』誌上(オリエンス宗教研究所)の連載記事においてはじめて提唱した視座です。つまり、キリスト教信仰の歴史的な発達の流れを人間の5管の感受性を手がかりにしてたどる試みのことです。または、キリスト教信仰の二千年にわたる歴史の流れを「感受性の深まり」(五官における五感という身体感覚[聴覚→視覚→嗅覚→味覚→触覚] →理性→霊性[知情意の統合といのちの全体性])という視点で眺めつつふりかえることでもあります。
★会場・オンライン(見逃し配信あり)
開催日:9/21、11/30、12/21
テキスト:ご自分でご購入ください。
『ひびきあう日本文化と福音―三者三様のおもい』
教友社、阿部仲麻呂他著2023年、3300円(税込)。
講座チラシを見る(PDF)
土曜日 16:00~18:00聖書総合コース「聖書の通読と分ち合い」【旧約編】
久保 文彦(上智大学基盤教育センターキリスト教人間学領域講師)
聖書学の成果を踏まえた解説と参加者同士の分かち合いを通して聖書全体の理解を深めます。
★会場・オンライン(見逃し配信あり)
開催日:9/30、10/14、10/21、11/11、11/25、12/9
日曜日 15:00~16:30西洋中世の教育・知識論
荻野 弘之(上智大学教授)
活版印刷術が生まれる以前、「かつて読書は巡礼であった」(イワン・イリッチ師)と言われます。盛期中世を準備した時代、12世紀ルネサンスの代表作、サン・ヴィクトルのフーゴー『ディダスカリコン(学習論)』を読みながら、聖俗の諸学問の統合や「読書」という行為の成立をふりかえります。未来の知識や書物はどうなっていくのでしょうか。
有名だが、一人ではなかなか読めないキリスト教の古典的著作に接近する機会です。単に講義を聞くだけでなく、自分の目で実際のテキストを読んでみましょう。受講者同士の読後感や意見も交換します。
以前の講座の継続受講者、新規の受講者ともに歓迎。一回ごとの参加でも可能です。
予備知識: 聖書とキリスト教について、多少の基礎知識があることが望ましい。
水準: 大学の一般教養科目程度の内容。
対象: 学生、社会人、信徒、修道者
受講料: 各回 1,000 円、学生は無料
テキスト: 『中世思想原典集成精選4 ラテン中世の興隆2』平凡社ライブラリー2,400円
各回の内容:(進度によって、内容は随時変更になることがあります。)
★会場
開催日:10/1、10/8、10/15、11/5
① 10/01:12世紀ルネサンスの精華
② 10/08:サン・ヴィクトル修道院とその周辺
③ 10/15:知識の起源と分類、進学、哲学・自由学芸
④ 11/05:テクストというぶどう畑
講座チラシを見る(PDF)
土曜日 14:00~16:00分断から包括へ 家庭に希望を―生きる力はどこから―
ぼそっと池井多(VOSOT主宰)
横道 誠(京都府立大学准教授)
石井 光太(ノンフィクション作家)
新型コロナウイルスなど様々な問題によって、これまでの社会のシステムや枠組み、価値観が揺らいで、その歪みが浮き彫りになっています。「家庭」も例外ではありません。家庭のあり方、家族同士の関係などが揺らいでいます。ただ過去の状態を良しとして戻るのではなく、真に人間を豊かにするような人と人とのつながりや関係性を作っていくことは可能でしょうか。どうすればより生きやすい社会としていけるのでしょうか。共に探っていきましょう。
★第1回(5/13)は会場のみ
★第2回(6/3)と第3回(7/8)は会場とオンライン(見逃し配信あり)
開催日:5/13、6/3、7/8
土曜日 10:30~12:00心の病と向き合う
鳥越 由美(神田東クリニック)
人と人の関係が織りなす中で、ものが言えなかったり、息苦しくなったり、なんとなく力が出ない等心身ともに不調を感じることがあります。
そのような時に、どのように考え、対処していったらよいのでしょうか?ケースを通し、皆様とご一緒に研鑽してまいりましょう。
★会場
開催日:4/15、5/13、5/20、6/10、7/8
日曜日 14:00~16:00 人生をもっと豊かに―神を探し求めるのはなぜか?―
竹下 節子(⽐較⽂化史家・仏在住)
フェルッチョ・ブランビッラスカ(ミラノ外国宣教会総長)
村山 雅哉、井上 恵世留
長い間宗教は人々の生活の中心にありましたが、近代になり科学の進歩や経済の発展と共に社会のありようは変化し、生活も多様化してきました。今、宗教は教義を学び人を縛るものと捉えられているかもしれません。人生を豊かに生き、その道筋を示す手助けとなるものとして求められてきているのでしょうか?信じるとは何かを問い直すきっかけになればと思い企画しました。
★第1回(5/7)と第2回(6/11)は会場・オンライン(見逃し配信あり)
★第3回(7/23)は会場・オンライン(見逃し配信なし)
開催日:5/7、6/11、7/23
5/7
人生の幸せについて
⽵下 節⼦(⽐較⽂化史家・仏在住)
6/11
世界を旅して見えてくる現実
フェルッチョ・ブランビッラスカ(ミラノ外国宣教会総長)
7/23
神を探して―若者との対話―
村山 雅哉、井上 恵世留
講座チラシを見る(PDF)
火曜日 10:30~12:00キリスト教の教理を味わう「善と悪—その木はいかにもおいしそう—」
レンボ・アンドレア(真生会館理事長)
美しい命、美しい地球を守るためにわたしたちはどう生きたらよいのか。聖書とキリスト教の伝承の中に答えを探してみましょう。
(5/27 更新)申し訳ありませんが、7/25は都合により休講になりました。
(6/22 更新)7/25の回は開講することになりました。
★会場
開催日:開催日:5/23、7/25
火曜日 13:30~14:30「ご機嫌」のためのボクシング
藤田 啓寛 (GOKIGENボクシングジムトレーナー)
ボクシングを通してご機嫌な状態を体感しましょう。
※第1回はキャンペーンとして受講料は無料となっております。
★会場・オンライン(見逃し配信あり)
開催日:4/18、5/16、6/13、7/11
*初心者歓迎。
*会場の方向けに女性用更衣室と男性更衣室が有ります。
*会場受講でご希望の方は 14:30~15:00 にミット打ちができます。
*動きやすい服装でご受講下さい。
*オンライン配信に映るのは、講師のみとなっており、会場参加の方は映りません。
講座チラシを見る(PDF)
木曜日 15:00~16:30兄弟愛を求めて~回勅「兄弟の皆さん」を読みながら~
パウラ・レイス・ゴメス(上智大学非常勤講師)
この講座では、フランシスコ教皇の第3の回勅「兄弟の皆さん」を⼀緒に読みながら、浮かんで来る様々な問いの答えを引き出していきます。
フランシスコは本の中で「兄弟愛」について深めることを勧めています。なぜ、今なのでしょう?複雑な状況の現代社会において現実的と⾔えるでしょうか?ユートピアなのではないでしょうか?みなさんとご⼀緒に考えていきたいと思います。
あらかじめ読む箇所をお知らせいたしますので、ご⾃宅でお読みになりご参加ください。(今学期は第六章~)
また、7/6には、この書の訳者である⻄村桃⼦⽒をゲストに迎え、今期にこれまで読んだ箇所を振り返りながら理解を深めます。講座で感じたことを伝え合い、ご⼀緒にフランシスコのビジョンに迫りましょう!
7/6についての詳細はこちらをどうぞ
★会場・オンライン(見逃し配信はありません)
開催日:5/11、5/25、6/8、6/22、7/6
※テキストをお持ちください。回勅 兄弟の皆さん 教皇フランシスコ カトリック中央協議会 定価(本体1,600円+税)
講座チラシを見る(PDF)
金曜日 13:30~15:00 自分を愛し、自分へと生きる~互いの命を活かし合う関係性作り~
小野 恭世(イエズス孝女会)
「人間関係」は難しいと悩んだり、より気持ちよく!と様々です。人は個々に感じ方・考え方が異なる別々の人格であり、尊い固有の存在ですから、この相違は当たり前の事なのです。
この講座は、その違いを踏まえて、神によって祝福されている命を、互いに生かし合えるように理論と実践を通して学び身につける参加型講座です。
★会場・オンライン(見逃し配信はありません)
開催日:4/14、5/12、7/14(6/9は休講)
補助教材として、自己表現手帖(390円税込)がございます。この本をお読みになってのご質問、ご確認などを講座の中でお伺いすることができます。ご希望の方は、当館の講座の受付にお声をおかけください。
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土曜日 10:30~12:00わたしたちの「生きる」を見つめ、深める
森 一弘(真生会館前理事長)
現在、参加のお申込みが多数のため、新たにお申込みをされる方は、会場が地下になる場合がありますことをご了承くださいますようお願い申し上げます。
★会場・オンライン(見逃し配信あり)
開催日:4/8、5/27、6/24
火曜日 14:00〜15:30ロシア文学を読む
安岡 治子(東京大学名誉教授)
ドストエフスキーやトルストイなど日本の作家にも多くの影響を与えてきたロシア文学を 1 度は手に取りながら、長くて複雑な内容に読了を諦めた方も多いと思います。この度、ロシア語・ロシア文化・文学研究者として東京大学教授を務めていらした安岡治子先生に長編だけではなく短編も含めてロシア文学をじっくりと味わう講座を企画致しました。19 世紀のみならず 20 世紀の作家も取り上げる予定です。
★会場・オンライン(見逃し配信あり)
開催日:5/2、5/30、6/20、7/18
①5/2: アントン・チェーホフ 「ふさぎの虫」、「ワーニカ」、「おでこの白い犬」、「恋愛について」
②5/30: ファジル・イスカンデル 「エンドゥール人の謎」
③6/20: アンドレイ・プラトーノフ 「ジャン」
④7/18: ヴェネディクト・エロフェーエフ 「酔いどれ列車、モスクワ発ペトゥシキ行」
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