Ⅳ. キリスト教の源泉と遺産
新約聖書コース「罪びとをさがしに行く神―ルカ福音書を味わう―」
2018年12月から主日の典礼暦はC年となります。年間主日にはおもにルカ福音書が読まれるので、聖書学の成果を踏まえ、信仰を豊かにするためにルカ福音書の神学的メッセージを学んでいきます。前期の続きです。
開催日:1/16、1/23、2/6、2/13、2/27、3/6、3/13、3/27
澤田 豊成(聖パウロ修道会)
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2018年12月から主日の典礼暦はC年となります。年間主日にはおもにルカ福音書が読まれるので、聖書学の成果を踏まえ、信仰を豊かにするためにルカ福音書の神学的メッセージを学んでいきます。前期の続きです。
開催日:1/16、1/23、2/6、2/13、2/27、3/6、3/13、3/27
澤田 豊成(聖パウロ修道会)
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イザヤ書は成立年代などからいくつかに区分されます。前期まで最も早い段階の「第一イザヤ」、続けて次の時代に成立した「第二イザヤ」を取り上げてきました。最も新しく成立した「第三イザヤ」を読み説きます。
開催日:1/16、1/30、2/6、2/13、2/20
雨宮 慧(東京教区司祭)
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聖書は時代を超えて、今生きている私たちに語りかけています。「出エジプト」に続き、テキストの構造に注目しながら「民数記」を読み解いて行きます。そのメッセージに耳を傾けてみませんか。前期の続きです。
開催日:1/17、1/24、1/31、2/7、2/14、2/21、2/28、3/7、3/14、3/28
円谷 勝子(幼きイエス会)
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ローマ帝国の末期に活躍し、「西欧の教師」と呼ばれ、キリスト教神学の形成に大きな影響を与えた最大のラテン教父、聖アウグスティヌスの『キリスト教の教え』を日本語訳で読みながら、聖書解釈の原則をめぐる基本的なテーマをいくつか考えてみます。古代の教父たちは、聖書をどのように読んだのでしょうか。有名だが一人ではなかなか読めないキリスト教の古典に接近する機会です。
単に講義を聞くだけでなく、自分の目で実際にテキストを読んでみましょう。受講者同士の読後感や意見も交換します。
以前の講座の継続受講者、新規の受講者ともに歓迎。一回ごとの参加でも可能です。
開催日:1/11、1/18、2/1、2/15、2/22、3/1、3/8、3/15、3/22
荻野 弘之(上智大学教授)
予備知識:聖書とキリスト教について、多少の基礎知識があることが望ましい。
水準:大学の一般教養科目程度の内容。
対象:学生、社会人、信徒、修道者
受講料:各回1000円、学生は無料
テキスト:アウグスティヌス『キリスト教の教え』(アウグスティヌス著作集6)加藤武訳、教文館(入手しにくいため、コピーを用意します)
各回の内容:(進度によって、内容は随時変更になることがあります)
第1回1/11 アウグスティヌスの生涯とその時代背景
第2回1/18 「もの」と「しるし」――記号と象徴
第3回2/01 享受の対象としての三位一体
第4回2/15 言い表わせない神をどう語るか
第5回2/22 聖書解釈の原則
第6回3/01 聖書の翻訳の問題
第7回3/08 異教文学と聖書の関係
第8回3/15 聖書の弁論術
第9回3/22 聖書の文体
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新年度の1月から3月にかけて、岩下壮一(1889-1940年)の『信仰の遺産』という著作を手がかりにして、キリストの志を引き継ぐ歩みの意味を、ごいっしょに考えましょう。つまり岩下の思索をたどることによって、「キリストといっしょに歩むよろこび」を確認することが出来れば幸いです。
真生会館の創立者の岩下壮一は司祭としても研究者としても社会事業家としても生涯をかけてキリストといっしょに歩むことに全力を尽くしましたので、今回の読書会は彼の志を受け継ぐためには良き機会となることでしょう。
開催日:1/31、2/28、3/28
阿部 仲麻呂 (上智大学大学院および日本カトリック神学院兼任講師)
テクスト:岩下 壮一『信仰の遺産』岩波書店(岩波文庫)2015年
予定:
1/31「司祭職と秘蹟の問題」(210-238頁)
2/28「ドグマと理性及び道徳との関係」(162-185頁)
3/28「ドグマと理性及び道徳との関係」つづき(同上)
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『地獄への道は善意で敷きつめられている』(英国のことわざ)生きることの尊さ、愛おしさにおいて人は、皆同じいのちの恵みに生かされています。
しかし、社会の問題に取り組み、対応する中で、弱い立場の人々の気持ちや、苦しみを深く理解し、考えているでしょうか。「上から目線」で人を支配するような社会システムのもと、過酷な現実の中で更に傷つけられる結果になっていないでしょうか。人と人が生かし合える関係性の中で生きるとは・・・、考え学んでみたいと思います。
開催日:9/29、10/13、10/27、11/10、11/17、12/8
9/29
生きる神と、ともに歩む ―現実の中に神のみ心をたずね求めて―
澤田豊成(聖パウロ修道会)
10/13
若者に希望はあるか?
山田昌弘(中央大学文学部教授)
10/27
少年達と関わって ~少年院の現場から~
小林誠(少年院職員・医師)
11/10
看護の仕事はなぜつらい? ―この国で病むこと老いることの大変さ
宮子あずさ(看護師・随筆家)
11/17
若年女性を取り巻く現状
橘ジュン(NPO法人「Bondプロジェクト」代表)
12/8
事実を知り行動することの大切さ
渡辺周(「ワセダクロニクル」編集長)
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人と人との関係が織りなす中で、息苦しくなったり、力が出ない等心身ともに不調を感じることがあります。どのように考え、対処していったらよいのでしょうか?
開催日:9/15、10/20、11/10、11/24、12/8
鳥越由美(北里大学大学院非常勤講師・神田東クリニック)
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12/1
もし、キリストが現代のサラリーマン社会の中に現れたら・・・?!
私たちが生きている社会は、お金がなければ生きていけない。その為にどこかの会社に就職しなければならない。
ひとたび就職したら、職場の要求に応えていかなければならない。家族を支える為に、そして自らも生きていく為に、簡単に辞めることは出来ない。大半の人の人生は、職場に縛られた人生になってしまう。そんな人々が社会のど真ん中に、もしキリストが現れたら、キリストは、どのようなメッセージを、発するだろうか。現代社会におけるキリストとの向き合い方を探る。
12/8
もし、キリストが現代の女性たちの間に現れたら・・・?!
福音書は、キリストに引き寄せられていった人たちの大半が、惨めな生活を余儀なくされた女性たちであり、キリストの十字架のもとに留まったのは、女性たちで、男性たちの大半は逃げ去ってしまったと、伝えている。女性たちが生きるために背負う重荷、労苦は、男性たちのそれとは違う。女性たちの喜びも悲しみも、男性たちのそれとは違う。
もし、キリストが、現代の女性たちの間に現れたら、女性たちとキリストとの出会いは、どのような形になるのだろうか。
開催日:12/1、12/8
12/1
もし、キリストが現代のサラリーマン社会の中に現れたら・・・?!
鼎談者
桑原一利(日本興業銀行、外資系金融会社社長、真生会館事務局長など歴任、現青山学院常務理事、1952年受洗)
宮坂一郎(住友金属工業,住友金属物流社長、日鉄住金物産社長・相談役を歴任、2018年受洗)
司会
森一弘(真生会館理事長)
12/8
もし、キリストが現代の女性たちの間に現れたら・・・?!
鼎談者
西凛(東京女子大学東医療センター小児科、戸田中央総合病院・山王病院小児科を歴任。現国立成育医療センターアレルギー科、祐天寺ファミリークリニック副医院長)
石井則子(NHKディレクター、エクレシア ケア センター小茂根代表)
司会
森一弘(真生会館理事長)
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キリスト教のために「霊」の理解は欠かせません。天地創造の時も、キリストの誕生の時も、教会の誕生の時も、そして私たちのキリスト者としての誕生の時も「霊」が働いています。キリスト教にとって重要な「霊」についてどう理解したらいいのでしょうか?一緒に確かめ考えてみたいと思います。
開催日:9/30、10/21、10/28、11/18、11/25
9/30
聖霊
森一弘(真生会館理事長)
10/21
聖霊
小西広志(フランシスコ会)
10/28
アートと信仰とインスピレーション
竹下節子(比較文化史家・フランス在住)
11/18
信仰生活を生きる上での聖霊の働き
片山はるひ(上智大学神学部教授)
11/25
日常の中に働く聖霊
中島其枝(マリアの宣教者フランシスコ修道院)
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信仰に生きるとは?日々の生き方を深めるために。
開催日:9/15、10/13、11/10
森一弘(真生会館理事長)
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自分を取りまく多様なレヴェルの人々の思惑を気配のように感じながら日々生きていてこの世界が何か根底のところでぐらぐらしているな、と感じることはないでしょうか。実はそれは大切な気づきなのかも知れません。社会の変化、庶民の生活史、教育、経済、そして教会といった私たちに身近な問題を取り上げてごいっしょに考える時間にしたいと思います。ご参加いただきましたみなさまの思いをお話し頂く時間もとりたいと思います。
開催日:10/23、11/27、12/18
星野正道(白百合女子大学教授・東京教区司祭)
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現代人は忙しい日常生活の中で、モヤモヤを感じながらも立ち止まって自分に向き合う時間は中々ないかもしれません。でも一人になると、色々な疑問は思い浮かびます。「何のために生まれたのか」「幸せってなんなのか」「永遠の愛が存在するのか」等、さまざまです。
この講座は分かりやすい方法を用いながら、月二回のペースでイエスのメッセージに基づいたプログラム『信仰の道のり』を通して、その質問の答えを引き出そうとします。講師の話を聞くだけではなく、分かち合いの時間も持ちます。
新たな自分の発見、新鮮な神さまとの出会いの機会、キリストが与えてくださる命と愛をより豊かに受けるきっかけになればと思います。信者ではない方でも大歓迎です。
開催日:10/4、10/18、11/1、11/15、12/6
パウラ・レイス・ゴメス(上智大学非常勤講師)
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聖書は、非暴力や無償の愛と赦しのメッセージに満ちている。他方「平和ではなく、剣をもたらすために来た」という逆説的表現やイエス自身の母や兄弟についての厳しい言葉も登場する。「和」と家族的原理が尊重される日本社会で、こうしたメッセージに違和感を抱く人も多い。
超高齢化社会を迎えて、孤独、病、加齢、別離、喪失感等々に向き合えるためにも、日本の伝統文化に照らしながら「福音」と善い「生」の意味を再考したい。キリストの志を引き継ぐ歩みの意味を、ごいっしょに考えましょう。
開催日:10/5、11/2、12/7
岡野治子(元清泉女子大学学長)
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「人間関係」は難しいと悩んだり、より気持ち良く!と様々です。人は個々に感じ方・考え方が異なる別々の人格であり、尊い固有の存在ですから、この相違は当たり前の事なのです。
この講座は、その違いを踏まえて、神によって祝福されている命を、互いに活かし合えるように理論と実践を通して学び身につける参加型講座です。
開催日:9/21、10/26、11/16、12/21
小野恭世(イエズス孝女会)
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誕生は死、死は誕生、人生は死に向かって生きると同時に永遠の命に向かって生き、真の命に入るために死の門を超えていく。聖パウロの「霊的身体」、「栄光の身体」といったキリスト観と人間観を背景に、ベラスケスVel'azquez の絵画、十字架上のキリスト像とウナムーノの詩集、ベラスケスのキリストが描かれた。こうした霊性を手掛かりにして死生観を見直したい。
開催日:10/12、10/26、11/9
J.マシア(イエズス会司祭)
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歌は心を癒し、日常のストレスを忘れさせます。声を合わせて一緒に歌ってみませんか?
開催日:9/25、10/2、10/23、11/13、11/27、12/11、12/18 (9/4は台風のため休講)
遠藤久美子(声楽家)
~日本の歌曲からオペラまで~楽しく歌いましょう
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自然な声、自然な抑揚で<話すように読む>朗読を目指します。絵本や昔話から癒しのエッセイまで、朗読を通して心身をリフレッシュするひと時をご一緒に。
開催日:10/17、11/21、12/19
石井庸子(元NHKアナウンサー。山根基世さんのメソッドの後継者として現在は読み語りや朗読を通して、地域の子供たちの言葉を育てる活動や朗読講師をしている)
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-シリーズ 旧約聖書- 西洋美術の多くは聖書にインスピレーションを受けて描かれています。美術作品のテーマとその背景を学んでいきます。(各月の2回は同じ内容となります。)
開催日:10/30、10/31
アルメル・ヒルシャワー(立教大学講師、ノートルダム・ド・ヴィ会員)
ー旧約聖書を学ぼうー
「初めに、神は天地を創造された。神は言われた。『光あれ』こうして、光があった。神は光を見て、良しとされた。」
10/30(火)19:00〜20:30
10/31(水)13:30〜15:00
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9/20
課題図書「藪の中」芥川龍之介
11/22
課題図書「(未定)」9/20の読書会でお知らせします。
開催日:9/20、11/22
森一弘(真生会館理事長)
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