Ⅳ. キリスト教の源泉と遺産
聖書総合コース 聖書の通読と分ち合い【旧約編】
聖書学の成果を踏まえた分かりやすい解説と参加者同士の分かち合いを通して聖書全体の理解を深めます。前期の続きです。
*7/4、7/18、8/1は都合により休講になりました。
秋からの講座開講を予定しております。
開催日:7月も休講
久保 文彦(上智大学神学部講師)
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聖書学の成果を踏まえた分かりやすい解説と参加者同士の分かち合いを通して聖書全体の理解を深めます。前期の続きです。
*7/4、7/18、8/1は都合により休講になりました。
秋からの講座開講を予定しております。
開催日:7月も休講
久保 文彦(上智大学神学部講師)
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アウグスティヌス『告白』『三位一体論』を題材に、教父たちによる独特の聖書引用と解釈の展開をご紹介します。現代的な聖書解釈とは少し違いますが、深い思索と透徹した人間理解を堪能いたしましょう。
*コロナ対策のため定員を設けた事前予約制となります。申し込み状況により人数制限に達した場合、受付を締切ることがあります。
*「ラテン教父の世界」は7月も休講とし、9月に改めて開始する予定
「ラテン教父」とは、2-8世紀、ローマやアフリカなど地中海世界においてラテン語で著作を残したキリスト教思想家たちの総称です。彼らの膨大な著作の一部を日本語訳で読みながら、神学・哲学・聖書解釈から教会や秘跡の理解に至るまで、キリスト教の基本的なテーマのいくつかを取り上げて考えてみましょう。
開催日:7/5(日)、7/19(日)
春学期は、2-3世紀、迫害と殉教の時代を背景に、キリスト教の教義や教会を作りあげていった初期教父の代表的な著作を取り上げます。有名だが、一人ではなかなか読めないキリスト教の古典的著作に接近する機会です。単に講義を聞くだけでなく、自分の目で実際のテキストを読んでみましょう。受講者同士の読後感や意見も交換します。
以前の講座の継続受講者、新規の受講者ともに歓迎。一回ごとの参加でも可能です。
予備知識: 聖書とキリスト教について、多少の基礎知識があることが望ましい。
水準: 大学の一般教養科目程度の内容。 対象:学生、社会人、信徒、修道者
受講料: 各回1,000円、学生は無料
テキスト: 『中世思想原典集成 精選2 ラテン教父の系譜』(平凡社ライブラリー、2,400円)
各回の内容:(進度によって、内容は随時変更になることがあります。)
① 4/17 教父とは何か
② 4/24 テルトリアヌス(1)『洗礼論』
③ 5/08 テルトリアヌス(2)『殉教者』
④ 5/29 ノヴァティアヌス『貞潔について』
⑤ 6/12 キュプリアヌス(1)『主の祈り』
⑥ 6/19 キュプリアヌス(2)『教会の一致』
⑦ 7/03 ラクタンティウス『神の怒り』
⑧ 7/10 マリウス・ウィクトリヌスとプラトン主義
⑨ 7/17 ヒラリウス『三位一体論』
荻野弘之(上智大学教授)
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4月から7月にかけて、森一弘司教の著書を手がかりにして、教皇フランシスコの訪日の意義をふりかえるとともに、何よりも私たちがキリストの志を引き継ぐ歩みをつづけることができるように、決意を新たにいたしましょう。つまり教皇の望みを理解することによって、「キリストといっしょに歩むよろこび」を確認することが出来れば幸いです。
*4/23、5/28は休講となります。
開催日:6/11、7/23
テキスト:
『教皇フランシスコの「いのちの言葉」』森一弘(扶桑社)
予定:
①4/23 「第一章 教皇ってどんな人?」(P.17-41)
②5/28 「第二章 希望の光を投じる魂の言葉」(P.43-72)
③6/11 「第二章 つづき」(P.73-118)
④7/23 「第三章 家族を支え癒やすいのちの言葉」(P.119-147)
教皇訪日の諸行事を無事に終えた私たちは教皇ロスになっている場合ではありません。教皇の姿の奥底に秘められているキリストの想いを理解する工夫を積み重ねなければなりません。教皇の姿の奥に息づくキリストを発見することこそが重要です。教皇の表面的な動向を追うだけでは足りません。後期高齢者の教皇がわざわざ来日するのは、日本で生きる人びとに対して何としてもキリストを実感させようとする本音があるからです。教皇の悲願を真剣に受け留めたいものです。
阿部仲麻呂(上智大学大学院および日本カトリック神学院兼任講師)
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小さくされた者の幸せを守るために -不寛容からやさしさへ- 「わたしの兄弟であるこの最も小さい者の一人にしたのは、わたしにしてくれたことなのである。」(マタイ25-40)わたしたち一人ひとりのいのちは、人間らしく幸せになるために生かされています。今、他者を受け入れる寛容さは失われ、自分のことで精一杯の状況が溢れています。障害を持つ人や外国人労働者、少数派の人たち等、社会的に弱い立場に追いやられる人たちを顧み、共感し合う心が弱くなっています。多様性を認め合い、誰もが希望を持って光を見出すことは出来るのでしょうか。今回は社会のシステムを問い直すことと、人々が生きる現場での声を聞くことを通して探っていきます。
※3月14日は都合により休講になりました。
開催日:1/11、1/18、2/1、2/29
1/11
愛にできることはまだあるか -生活保障というシステム-
大木 聡(真生会館館長)
1/18
自らの「マジョリティ性」を知るために――立場の心理学
出口 真紀子(上智大学外国語学部教授)
2/1
子どもたちに寄り添う―多様な人が共生するために―
鈴木 健(川崎市ふれあい館・桜本こども文化センター職員)
2/29
「自分自身で、ともに」〜べてるの家の活動と当事者研究〜
向谷地 宣明(NPO法人BASE代表理事・コミュニティホームべてぶくろ)
3/14
<あんたの足で、歩いてみよう1マイル>
浜 矩子(同志社大学大学院ビジネス研究科教授)
※申し訳ありませんが、3/14は都合により休講になりました。
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人と人との関係が織りなす中で、息苦しくなったり、力が出ない等心身ともに不調を感じることがあります。どのように考え、対処していったらよいのでしょうか? ケースを通し、皆様と一緒に研鑽してまいりましょう。
開催日:1/18、2/1、2/15、3/7、3/21
鳥越由美(北里大学大学院非常勤講師・神田東クリニック)
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心を塞ぐ事件が連続する現実に、私たちは被害者と家族の苦しみに気持ちを重ねると同時に、加害者やその家族の心の闇もまた意識しないでいられません。
人生の避けられない闇をどのように受け取ったらよいのでしょうか?
四旬節のこの時期に人生の受難、苦しみをキリストの十字架をみつめながら、そこにいかに光を見出すことができるのか共に考えたいと思い企画致しました。
※3月29日は都合により休講になりました。
開催日:1/19、2/2、2/9、3/1
1/19
<闇を背負うためのメッセージとしてのキリストの十字架>
森 一弘(真生会館理事長)
2/2
<人は罪の被害者と加害者に寄り添えるのか>
石井 光太(ノンフィクションライター)
2/9
<キリストを伝えた人 ヘンリ・ナウエン>
酒井 陽介(イエズス会司祭)
3/1
<罪びとを探しに行く神>
澤田 豊成(聖パウロ修道会司祭)
3/29
<苦しみと闇 ・ 愛(アガペ)の神秘>
小暮 康久(イエズス会司祭)
※申し訳ありませんが、3/29は都合により休講になりました。
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―不安定な現代社会の中で信仰生活を深めるために―
開催日:1/11、2/8、3/7
森 一弘(真生会館理事長)
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現代人は忙しい日常生活の中で、モヤモヤを感じながらも立ち止まって自分に向き合う時間はなかなかないかもしれません。でも一人になると、色々な疑問は思い浮かびます。「何のために生まれたのか」「幸せってなんなのか」「永遠の愛が存在するのか」等、さまざまです。
そこで、この講座では、イエスのメッセージに基づいた信仰養成プログラム『信仰の道のり』を通して、これらの答えを引き出そうとします。講師の話を聞くだけではなく、分かち合いの時間も持ちます。新たな自分の発見、新鮮な神さまとの出会いの機会、キリストが与えてくださる命と愛をより豊かに受けるきっかけになればと思います。
開催日:1/16、1/30、2/13
パウラ・レイス・ゴメス(上智大学非常勤講師)
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「人間関係」は難しいと悩んだり、より気持ち良く!と様々です。人は個々に感じ方・考え方が異なる別々の人格であり、尊い固有の存在ですから、この相違は当たり前の事なのです。
この講座は、その違いを踏まえて、神によって祝福されている命を、互いに活かし合えるように理論と実践を通して学び身につける参加型講座です。 前期からの続きです。
開催日:1/24、2/14、3/27
小野 恭世(イエズス孝女会)
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来日の教皇フランシスコのメッセージ
長崎と広島の被害者とともに全世界に向かってのメッセージ:平和と命をまもるのは暴力の連鎖と抑止力の脅かしによってではなく、人と人、国と国の間に信頼と思いやりの絆を結びつくことによって守られる。東京ドームでのミサの祭壇から日本へのメッセージ。武器によって平和と環境を破壊するのではなく、信頼とおもいやりによって平和を造り、すべての命を育てる。
開催日:1/17、2/14、3/13
J.マシア(イエズス会司祭)
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歌は心を癒し、日常のストレスを忘れさせます。声を合わせて一緒に歌ってみませんか?
※3月24日は都合により休講になりました。
開催日:1/14、1/28、2/4、2/25
遠藤久美子(声楽家)
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「聖書における女性の姿と西洋美術史」
※2月27日および3月12日は都合により休講になりました。
開催日:1/30、2/13
レンボ・アンドレア(ミラノ外国宣教会)
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1/16 : 課題図書 『徒然草』(兼好法師著)
3/19 : 課題図書 『絶望の底で夢を見る』(石井光太著・徳間文庫)
開催日:1/16、3/19
森 一弘(真生会館理事長)
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人間の罪 ・ 欲望 ・ 暴力がもたらす闇の深さ、そして周りの人に与える苦しみと悲しみ、それを理解し、包み込んでいく人間の心の力強さを学ぶ
1/25 :「ショ-シャンクの空に」 (アメリカ) 冤罪によって投獄された銀行員・・・
2/22 :「教誨師」 (日本) 死刑囚6人との会話が始まる
3/28 :「パウロ ~ 愛と赦しの物語~」 (アメリカ) 使徒パウロの生涯を描いた作品
開催日:1/25、2/22、3/28
森 一弘(真生会館理事長)・アシスタント清水京子(聖パウロ女子修道会)
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【『沈黙』への道、『沈黙』からの道‐遠藤文学を読み解く】をキリスト新聞に連載した、金 承哲さんが講師です。
1.遠藤周作の多様なジャンルの作品を読む。
2.絶版されていない作品を優先的に選定する。
3.必要な情報を提供しながら、参加者間で自由な話し合いが出来るようにする。
開催日:2/15
『侍』
慶長遣欧使節団を率いた地方武士の支倉常長の人生を基にして、遠藤周作は長谷
倉六右衛門という侍の一生を物語る『侍』(1980年)を書いた。彼は、太平洋を
横断し、ノベスパニヤを経てキリスト教の総本山のローマまで行く。思いもよら
なかったこの壮絶な旅は、侍の人生に消すことのできぬ痕跡を残した。『侍』は、
その侍の旅の痕跡を追いかける遠藤の魂の記録である。侍は、非自発的に洗礼を
受け、一生その洗礼の痕跡を追跡していた遠藤自身の自画像だったのである。
金 承哲(南山大学人文学部・教授)
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複雑な現代社会の中で何をよりどころとして生きていけばよいのか。キリスト教を知りたい人のために。
開催日:1/14、1/28、2/18、2/25、3/3、3/10、3/17
森 一弘(真生会館理事長)
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2020年度主日の典礼暦はA年です。年間主日にはおもにマタイ福音書が読まれるので、新年度に向けてマタイ福音書の神学的メッセージを学んでいきます。前期の続きです。
※3/11(水)は休講となりました。
開催日:1/15、1/22、1/29、2/5、2/26、3/4、3/18、3/25
澤田 豊成(聖パウロ修道会)
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エルサレム滅亡やバビロン捕囚への警告を告げ、神に立ち返ることを訴えたエレミヤ書を続けて取り上げます。前期の続きです。
開催日:1/15、1/29、2/5、2/12、2/19、3/18
雨宮 慧(東京教区司祭)
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聖書は時代を超えて、今生きている私たちに語りかけています。テキストの構造に注目しながら、モーセ五書の最後となる「申命記」を読み解いて行きます。そのメッセージに耳を傾けてみませんか。前期の続きです。
※3/19(木)は休講になりました。
開催日:1/16、1/23、1/30、2/6、2/13、2/20、2/27、3/5、3/12
円谷勝子(幼きイエス会)
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聖書の全体像に対して、理解を深めるためのコースです。聖書学に基づく詳しい解説と、聖書本文を読んだ分かち合いによって、進めていきます。前期の続きです。
開催日:1/11、1/25、2/8、2/22、3/7、3/21
久保 文彦(清泉女子大学非常勤講師)
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