木曜日 19:00〜20:30岩下壮一の読書会
新年度の1月から3月にかけて、岩下壮一(1889-1940年)の『信仰の遺産』という著作を手がかりにして、キリストの志を引き継ぐ歩みの意味を、ごいっしょに考えましょう。つまり岩下の思索をたどることによって、「キリストといっしょに歩むよろこび」を確認することが出来れば幸いです。
真生会館の創立者の岩下壮一は司祭としても研究者としても社会事業家としても生涯をかけてキリストといっしょに歩むことに全力を尽くしましたので、今回の読書会は彼の志を受け継ぐためには良き機会となることでしょう。
開催日:1/31、2/28、3/28
阿部 仲麻呂 (上智大学大学院および日本カトリック神学院兼任講師)
テクスト:岩下 壮一『信仰の遺産』岩波書店(岩波文庫)2015年
予定:
1/31「司祭職と秘蹟の問題」(210-238頁)
2/28「ドグマと理性及び道徳との関係」(162-185頁)
3/28「ドグマと理性及び道徳との関係」つづき(同上)
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土曜日 13:30〜15:30<この国のかたちを考える>
―人と人との関係性のなかで生きるために―
『地獄への道は善意で敷きつめられている』(英国のことわざ)生きることの尊さ、愛おしさにおいて人は、皆同じいのちの恵みに生かされています。
しかし、社会の問題に取り組み、対応する中で、弱い立場の人々の気持ちや、苦しみを深く理解し、考えているでしょうか。「上から目線」で人を支配するような社会システムのもと、過酷な現実の中で更に傷つけられる結果になっていないでしょうか。人と人が生かし合える関係性の中で生きるとは・・・、考え学んでみたいと思います。
開催日:9/29、10/13、10/27、11/10、11/17、12/8
9/29
生きる神と、ともに歩む ―現実の中に神のみ心をたずね求めて―
澤田豊成(聖パウロ修道会)
10/13
若者に希望はあるか?
山田昌弘(中央大学文学部教授)
10/27
少年達と関わって ~少年院の現場から~
小林誠(少年院職員・医師)
11/10
看護の仕事はなぜつらい? ―この国で病むこと老いることの大変さ
宮子あずさ(看護師・随筆家)
11/17
若年女性を取り巻く現状
橘ジュン(NPO法人「Bondプロジェクト」代表)
12/8
事実を知り行動することの大切さ
渡辺周(「ワセダクロニクル」編集長)
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土曜日 10:30〜12:00心の病と向き合う
人と人との関係が織りなす中で、息苦しくなったり、力が出ない等心身ともに不調を感じることがあります。どのように考え、対処していったらよいのでしょうか?
開催日:9/15、10/20、11/10、11/24、12/8
土曜日 10:00〜12:00鼎談と分ち合いの集い
12/1
もし、キリストが現代のサラリーマン社会の中に現れたら・・・?!
私たちが生きている社会は、お金がなければ生きていけない。その為にどこかの会社に就職しなければならない。
ひとたび就職したら、職場の要求に応えていかなければならない。家族を支える為に、そして自らも生きていく為に、簡単に辞めることは出来ない。大半の人の人生は、職場に縛られた人生になってしまう。そんな人々が社会のど真ん中に、もしキリストが現れたら、キリストは、どのようなメッセージを、発するだろうか。現代社会におけるキリストとの向き合い方を探る。
12/8
もし、キリストが現代の女性たちの間に現れたら・・・?!
福音書は、キリストに引き寄せられていった人たちの大半が、惨めな生活を余儀なくされた女性たちであり、キリストの十字架のもとに留まったのは、女性たちで、男性たちの大半は逃げ去ってしまったと、伝えている。女性たちが生きるために背負う重荷、労苦は、男性たちのそれとは違う。女性たちの喜びも悲しみも、男性たちのそれとは違う。
もし、キリストが、現代の女性たちの間に現れたら、女性たちとキリストとの出会いは、どのような形になるのだろうか。
開催日:12/1、12/8
12/1
もし、キリストが現代のサラリーマン社会の中に現れたら・・・?!
鼎談者
桑原一利(日本興業銀行、外資系金融会社社長、真生会館事務局長など歴任、現青山学院常務理事、1952年受洗)
宮坂一郎(住友金属工業,住友金属物流社長、日鉄住金物産社長・相談役を歴任、2018年受洗)
司会
森一弘(真生会館理事長)
12/8
もし、キリストが現代の女性たちの間に現れたら・・・?!
鼎談者
西凛(東京女子大学東医療センター小児科、戸田中央総合病院・山王病院小児科を歴任。現国立成育医療センターアレルギー科、祐天寺ファミリークリニック副医院長)
石井則子(NHKディレクター、エクレシア ケア センター小茂根代表)
司会
森一弘(真生会館理事長)
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日曜日 14:00〜16:00聖霊について
キリスト教のために「霊」の理解は欠かせません。天地創造の時も、キリストの誕生の時も、教会の誕生の時も、そして私たちのキリスト者としての誕生の時も「霊」が働いています。キリスト教にとって重要な「霊」についてどう理解したらいいのでしょうか?一緒に確かめ考えてみたいと思います。
開催日:9/30、10/21、10/28、11/18、11/25
9/30
聖霊
森一弘(真生会館理事長)
10/21
聖霊
小西広志(フランシスコ会)
10/28
アートと信仰とインスピレーション
竹下節子(比較文化史家・フランス在住)
11/18
信仰生活を生きる上での聖霊の働き
片山はるひ(上智大学神学部教授)
11/25
日常の中に働く聖霊
中島其枝(マリアの宣教者フランシスコ修道院)
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火曜日 13:30〜15:00現代社会への期待と懸念
自分を取りまく多様なレヴェルの人々の思惑を気配のように感じながら日々生きていてこの世界が何か根底のところでぐらぐらしているな、と感じることはないでしょうか。実はそれは大切な気づきなのかも知れません。社会の変化、庶民の生活史、教育、経済、そして教会といった私たちに身近な問題を取り上げてごいっしょに考える時間にしたいと思います。ご参加いただきましたみなさまの思いをお話し頂く時間もとりたいと思います。
開催日:10/23、11/27、12/18
木曜日 14:00〜15:30現代の日本に生きるあなたへ
―キリストのメッセージ―
現代人は忙しい日常生活の中で、モヤモヤを感じながらも立ち止まって自分に向き合う時間は中々ないかもしれません。でも一人になると、色々な疑問は思い浮かびます。「何のために生まれたのか」「幸せってなんなのか」「永遠の愛が存在するのか」等、さまざまです。
この講座は分かりやすい方法を用いながら、月二回のペースでイエスのメッセージに基づいたプログラム『信仰の道のり』を通して、その質問の答えを引き出そうとします。講師の話を聞くだけではなく、分かち合いの時間も持ちます。
新たな自分の発見、新鮮な神さまとの出会いの機会、キリストが与えてくださる命と愛をより豊かに受けるきっかけになればと思います。信者ではない方でも大歓迎です。
開催日:10/4、10/18、11/1、11/15、12/6
金曜日 13:30〜15:00聖書が語る人間関係
―日本の人々は何を学べるか?―
聖書は、非暴力や無償の愛と赦しのメッセージに満ちている。他方「平和ではなく、剣をもたらすために来た」という逆説的表現やイエス自身の母や兄弟についての厳しい言葉も登場する。「和」と家族的原理が尊重される日本社会で、こうしたメッセージに違和感を抱く人も多い。
超高齢化社会を迎えて、孤独、病、加齢、別離、喪失感等々に向き合えるためにも、日本の伝統文化に照らしながら「福音」と善い「生」の意味を再考したい。キリストの志を引き継ぐ歩みの意味を、ごいっしょに考えましょう。
開催日:10/5、11/2、12/7
金曜日 13:30〜15:00自分を愛し、自分へと生きる
~互いの命を活かし合う関係性作り~
「人間関係」は難しいと悩んだり、より気持ち良く!と様々です。人は個々に感じ方・考え方が異なる別々の人格であり、尊い固有の存在ですから、この相違は当たり前の事なのです。
この講座は、その違いを踏まえて、神によって祝福されている命を、互いに活かし合えるように理論と実践を通して学び身につける参加型講座です。
開催日:9/21、10/26、11/16、12/21
金曜日 13:30〜15:00永遠のいのちとは何か
―十字架上のキリストに見る死生観―
誕生は死、死は誕生、人生は死に向かって生きると同時に永遠の命に向かって生き、真の命に入るために死の門を超えていく。聖パウロの「霊的身体」、「栄光の身体」といったキリスト観と人間観を背景に、ベラスケスVel'azquez の絵画、十字架上のキリスト像とウナムーノの詩集、ベラスケスのキリストが描かれた。こうした霊性を手掛かりにして死生観を見直したい。
開催日:10/12、10/26、11/9
Ⅲ. キリスト教文化、教養(音楽・読書・話し方・・・)
火曜日 18:30〜20:00Cantiamo insieme ともに歌おう
歌は心を癒し、日常のストレスを忘れさせます。声を合わせて一緒に歌ってみませんか?
開催日:9/25、10/2、10/23、11/13、11/27、12/11、12/18 (9/4は台風のため休講)
Ⅲ. キリスト教文化、教養(音楽・読書・話し方・・・)
水曜日 10:00〜12:00新・朗読の力を学ぶ
自然な声、自然な抑揚で<話すように読む>朗読を目指します。絵本や昔話から癒しのエッセイまで、朗読を通して心身をリフレッシュするひと時をご一緒に。
開催日:10/17、11/21、12/19
石井庸子(元NHKアナウンサー。山根基世さんのメソッドの後継者として現在は読み語りや朗読を通して、地域の子供たちの言葉を育てる活動や朗読講師をしている)
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Ⅲ. キリスト教文化、教養(音楽・読書・話し方・・・)
火曜日、水曜日 19:00〜20:30 / 13:30〜15:00美術と聖書
-シリーズ 旧約聖書- 西洋美術の多くは聖書にインスピレーションを受けて描かれています。美術作品のテーマとその背景を学んでいきます。(各月の2回は同じ内容となります。)
開催日:10/30、10/31
アルメル・ヒルシャワー(立教大学講師、ノートルダム・ド・ヴィ会員)
ー旧約聖書を学ぼうー
「初めに、神は天地を創造された。神は言われた。『光あれ』こうして、光があった。神は光を見て、良しとされた。」
10/30(火)19:00〜20:30
10/31(水)13:30〜15:00
講座チラシを見る(PDF)
Ⅲ. キリスト教文化、教養(音楽・読書・話し方・・・)
木曜日 13:30〜15:30読書会
9/20
課題図書「藪の中」芥川龍之介
11/22
課題図書「(未定)」9/20の読書会でお知らせします。
開催日:9/20、11/22
Ⅲ. キリスト教文化、教養(音楽・読書・話し方・・・)
木曜日 13:30〜15:00カトリック教会の歴史を振り返る
―歴史の中での功罪―
各時代でのカトリック教会の動きや思想、その時代の教皇の言動や修道会の動向、社会に対しての影響など、教会の功罪両面をとおして「イエスにもとづく教会とは?」という本質にせまる講座を考えています。
開催日:10/11、10/25、11/8、11/22、12/13
Ⅲ. キリスト教文化、教養(音楽・読書・話し方・・・)
土曜日 10:00〜13:00映画に学ぶ
『スポットライト』(アメリカ映画)・・・ 現代教会と聖職者たちの闇に向き合う
『ローマ法王の休日』(イタリア映画)・・・ カウンセリングを受ける教皇の人間としての迷い・悩みに光をあてる
『ローマ法王になる日まで』(イタリア映画)・・・現教皇の背景に光をあてる
開催日:9/8、11/17、12/15
Ⅲ. キリスト教文化、教養(音楽・読書・話し方・・・)
土曜日 13:30〜15:30遠藤周作を読む会
【『沈黙』への道、『沈黙』からの道‐遠藤文学を読み解く】をキリスト新聞に連載した、金 承哲さんが講師です。
今期以降も続けていく予定です。
注: 7月の回が、台風で中止になったため、課題図書が持ち越しとなりました。
1.遠藤周作の多様なジャンルの作品を読む。
2.絶版されていない作品を優先的に選定する。
3.必要な情報を提供しながら、参加者間で自由な話し合いが出来るようにする。
開催日:9/22、11/24
金承哲(南山大学人文学部・教授)
9/22 『わたしが・棄てた・女』
11/24 『おバカさん』(『鉄の首枷-小西行長伝』は来年になりました。)
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