日曜日 14:00〜16:00キリスト教が理解する終末 -病と老いと死と、あとの命-
高齢社会を迎え、「老、病、死」は今やとても身近なテーマとして多くの人が関心を寄せている中で、私たちキリスト者はどのようにとらえ、また死の後の命についても宗教はどのように語り、どのような光が投げかけてくれるのか・・・改めて学び、考えてみたいと思い、企画いたしました。
開催日:1/20、1/27、2/3、2/17、2/24、3/3
1/20
病と老いと死と、あとの命
森 一弘(真生会館理事長)
1/27
病と老いと死と、あとの命―復活への歩み―
イグナシオ・マルティネス(グアダルペ宣教会)
2/3
病と老いと死と、あとの命
小西 広志(フランシスコ会)
2/17
映画「毎日がアルツハイマー・ザ・ファイナル」
解説:森 一弘(真生会館理事長)
2/24
病と老いと死といのちーキリスト教倫理の視点からー
竹内 修一(イエズス会司祭 ・上智大学神学部教授)
3/3
病と老いと死と、あとの命―パストラルケアの視点から―
盛 克志(初台教会主任司祭)
講座チラシを見る(PDF)
木曜日 14:00〜15:30現代の日本に生きるあなたへ―キリストのメッセージ―
現代人は忙しい日常生活の中で、モヤモヤを感じながらも立ち止まって自分に向き合う時間はなかなかないかもしれません。でも一人になると、色々な疑問は思い浮かびます。「何のために生まれたのか」「幸せってなんなのか」「永遠の愛が存在するのか」等、さまざまです。
そこで、この講座では、イエスのメッセージに基づいた信仰養成プログラム『信仰の道のり』を通して、これらの答えを引き出そうとします。講師の話を聞くだけではなく、分かち合いの時間も持ちます。新たな自分の発見、新鮮な神さまとの出会いの機会、キリストが与えてくださる命と愛をより豊かに受けるきっかけになればと思います。信者ではない方、途中から参加の方も大歓迎です。
開催日:1/17、1/31、2/7、2/21
金曜日 13:30〜15:00聖書が語る人間関係―日本の人々は何を学べるか?―
聖書は、非暴力や無償の愛と赦しのメッセージに満ちている。他方「平和ではなく、剣をもたらすために来た」という逆説的表現やイエス自身の母や兄弟についての厳しい言葉も登場する。「和」と家族的原理が尊重される日本社会で、こうしたメッセージに違和感を抱く人も多い。
超高齢化社会を迎えて、孤独、病、加齢、別離、喪失感等々に向き合えるためにも、日本の伝統文化に照らしながら「福音」と善い「生」の意味を再考したい。キリストの志を引き継ぐ歩みの意味を、ごいっしょに考えましょう。 前期からの続きです。
開催日:1/11、2/1、3/1
金曜日 13:30〜15:00自分を愛し、自分へと生きる~互いの命を活かし合う関係性作り~
「人間関係」は難しいと悩んだり、より気持ち良く!と様々です。人は個々に感じ方・考え方が異なる別々の人格であり、尊い固有の存在ですから、この相違は当たり前の事なのです。
この講座は、その違いを踏まえて、神によって祝福されている命を、互いに活かし合えるように理論と実践を通して学び身につける参加型講座です。 前期からの続きです。
開催日:1/18、2/8、3/15
金曜日 13:30〜15:00永遠のいのちとは何か ―十字架上のキリストに見る死生観―
誕生は死、死は誕生、人生は死に向かって生きると同時に永遠の命に向かって生き、真の命に入るために死の門を超えていく。聖パウロの「霊的身体」、「栄光の身体」といったキリスト観と人間観を背景に、ベラスケス Vel'azquez の絵画、十字架上のキリスト像とウナムーノの詩集、ベラスケスのキリストが描かれた。こうした霊性を手掛かりにして死生観を見直したい。
開催日:1/25、2/15、2/22
Ⅲ. キリスト教文化、教養(音楽・読書・話し方・・・)
火曜日 18:30〜20:00Cantiamo insieme ともに歌おう
歌は心を癒し、日常のストレスを忘れさせます。声を合わせて一緒に歌ってみませんか?
開催日:1/8、1/22、2/12、2/26、3/12、3/26
Ⅲ. キリスト教文化、教養(音楽・読書・話し方・・・)
木・祝日 未定子どものためのコンサート
音楽とお話を楽しむ「ピーターと狼」開始時間や演奏者などの紹介は、改めてチラシで発表します。
開催日:3/21
Ⅲ. キリスト教文化、教養(音楽・読書・話し方・・・)
水曜日 10:00〜12:00新・朗読の力を学ぶ
自然な声、自然な抑揚で<話すように読む>朗読を目指します。絵本や昔話から癒しのエッセイまで、朗読を通して心身をリフレッシュするひと時をご一緒に。(秋からのプログラムの後半;新規募集は4月から)
開催日:1/16、2/20、3/20
石井 庸子 (元NHKアナウンサー)
山根基世さんのメソッドの後継者として現在は読み語りや朗読を通して、地域の子供たちの言葉を育てる活動や朗読講師をしている。
講座チラシを見る(PDF)
Ⅲ. キリスト教文化、教養(音楽・読書・話し方・・・)
木曜日 10:30~12:00美術と聖書「新約聖書・イコンの世界」
絵画を鑑賞しながら、新約聖書・イコンの世界を体験しましょう。
開催日:1/24、2/28
Ⅲ. キリスト教文化、教養(音楽・読書・話し方・・・)
木曜日 13:30〜15:30読書会
1/17
課題図書『人間失格』(太宰治 著)
3/14
課題図書『コーヒーが冷めないうちに』(川口俊和 著)
開催日:1/17、3/14
Ⅲ. キリスト教文化、教養(音楽・読書・話し方・・・)
木曜日 13:30〜15:00カトリック教会の歴史を振り返る―歴史の中での功罪
各時代でのカトリック教会の動きや思想、その時代の教皇の言動や修道会の動向、社会に対しての影響など、教会の功罪両面をとおして「イエスにもとづく教会とは?」という本質にせまる講座を考えています。
開催日:1/24、2/14、2/28、3/14
Ⅲ. キリスト教文化、教養(音楽・読書・話し方・・・)
土曜日 10:00〜13:00映画に学ぶ
3/2『きみが還る場所』 (アメリカ映画 ・ 2015年)
開催日:3/2
森 一弘(真生会館理事長)
3/2
38歳の時事故に遭って、90分脈が止まり、臨死体験をした牧師の物語。
怪我はひどく、治る見込みもなく痛みは激しく、足の骨を削る大手術。希望を失い、生きる意欲を失っていく苦悩の闇の中で、苦しむ人々と出会い、生きる意味と喜びを見出していく。
人間再生の物語
講座チラシを見る(PDF)
土曜日 10:00〜13:00映画に学ぶ
3/23『アメイジング・ジャーニー -神の小屋より-』 (アメリカ映画 ・ 2017年)
開催日:3/23
森 一弘(真生会館理事長)
3/23
連続殺人鬼に最愛の娘が殺されたことがきっかけに、家族の気持は離散し、身も心もボロボロになってしまった主人公。
「神がいるなら、なんでこんなことが・・・」「神は、本当に愛の神なのか・・・」深い葛藤の厳しい闘いの中で、祈り、憎しみではなく愛を選択していく人間の物語。
講座チラシを見る(PDF)
Ⅲ. キリスト教文化、教養(音楽・読書・話し方・・・)
土曜日 13:30〜15:30遠藤周作を読む会
『沈黙』への道、『沈黙』からの道‐遠藤文学を読み解く】をキリスト新聞に連載した、金 承哲さんが講師です。今期以降も続けていく予定です。
1.遠藤周作の多様なジャンルの作品を読む。
2.絶版されていない作品を優先的に選定する。
3.必要な情報を提供しながら、参加者間で自由な話し合いが出来るようにする。
開催日:1/26、3/23
金 承哲(南山大学人文学部・教授)
1/26 『鉄の首枷-小西行長伝』(1976年)
堺の薬種商の家で生まれた小西行長。幼いとき家族と共に洗礼を受けた彼は、秀吉に抜擢され出世の道を走るが、関白にせめられ、信仰を棄てると言い、うしろめたさを背負う二重生活者として生きる。しかし、人生の最期を迎え、彼は再びキリストに会うことになる。神は、一度も行長から離れたことがなかったのである。
3/23 『死海のほとり』(1973年)
自分に残された洗礼の痕跡に悩む「私」。この「私」がエルサレムを訪れ、聖書の記録に基づきイエスの行跡を追う物語と、2000年前にイエスに会った人々の物語が二重螺旋のように入れかわり、ついに一つのポイントで合一する。「私」の「巡礼」は果たしてどこにたどり着くことになったのだろうか。
講座チラシを見る(PDF)
火曜日 10:30〜12:00 / 19:00〜20:30初心者コース
複雑な現代社会の中で何をよりどころとして生きていけばよいのか。キリスト教を知りたい人のために。
開催日:1/15、1/22、1/29、2/12、2/19、3/5、3/12
水曜日 13:30〜15:00新約聖書コース「罪びとをさがしに行く神―ルカ福音書を味わう―」
2018年12月から主日の典礼暦はC年となります。年間主日にはおもにルカ福音書が読まれるので、聖書学の成果を踏まえ、信仰を豊かにするためにルカ福音書の神学的メッセージを学んでいきます。前期の続きです。
開催日:1/16、1/23、2/6、2/13、2/27、3/6、3/13、3/27
水曜日 10:30〜12:00旧約聖書コース「第三イザヤを読む」
イザヤ書は成立年代などからいくつかに区分されます。前期まで最も早い段階の「第一イザヤ」、続けて次の時代に成立した「第二イザヤ」を取り上げてきました。最も新しく成立した「第三イザヤ」を読み説きます。
開催日:1/16、1/30、2/6、2/13、2/20
木曜日 10:30〜12:00旧約聖書コース「民数記」
聖書は時代を超えて、今生きている私たちに語りかけています。「出エジプト」に続き、テキストの構造に注目しながら「民数記」を読み解いて行きます。そのメッセージに耳を傾けてみませんか。前期の続きです。
開催日:1/17、1/24、1/31、2/7、2/14、2/21、2/28、3/7、3/14、3/28
金曜日 19:30〜21:00キリスト教古典を読む『キリスト教の教え』アウグスティヌス
ローマ帝国の末期に活躍し、「西欧の教師」と呼ばれ、キリスト教神学の形成に大きな影響を与えた最大のラテン教父、聖アウグスティヌスの『キリスト教の教え』を日本語訳で読みながら、聖書解釈の原則をめぐる基本的なテーマをいくつか考えてみます。古代の教父たちは、聖書をどのように読んだのでしょうか。有名だが一人ではなかなか読めないキリスト教の古典に接近する機会です。
単に講義を聞くだけでなく、自分の目で実際にテキストを読んでみましょう。受講者同士の読後感や意見も交換します。
以前の講座の継続受講者、新規の受講者ともに歓迎。一回ごとの参加でも可能です。
開催日:1/11、1/18、2/1、2/15、2/22、3/1、3/8、3/15、3/22
荻野 弘之(上智大学教授)
予備知識:聖書とキリスト教について、多少の基礎知識があることが望ましい。
水準:大学の一般教養科目程度の内容。
対象:学生、社会人、信徒、修道者
受講料:各回1000円、学生は無料
テキスト:アウグスティヌス『キリスト教の教え』(アウグスティヌス著作集6)加藤武訳、教文館(入手しにくいため、コピーを用意します)
各回の内容:(進度によって、内容は随時変更になることがあります)
第1回1/11 アウグスティヌスの生涯とその時代背景
第2回1/18 「もの」と「しるし」――記号と象徴
第3回2/01 享受の対象としての三位一体
第4回2/15 言い表わせない神をどう語るか
第5回2/22 聖書解釈の原則
第6回3/01 聖書の翻訳の問題
第7回3/08 異教文学と聖書の関係
第8回3/15 聖書の弁論術
第9回3/22 聖書の文体
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